(no subject)

『捨てる』のが苦手です。
来月、生まれ育った家が跡形もなく失くなることになり。捨てることができずに居たあれこれをとうとう処分することになりました。私はもう、この家には住んでいないのだけど、場所があるのをいいことに、長いあいだ見て見ぬふりで置き去りにしていたツケを払うときがきた…というだけの話なのです。だけど、おじいちゃんおばあちゃんが元気だった頃から一度の引越しもなく家族で住み続けた家２軒の威力ったら、ありえねー。魔窟？ダンジョン？？業者さんの見積もりの結果、家具や不要品など、処分するものが産業廃棄４ｔトラック×２台＝８ｔって…意味不明…。
先々週から作業をしていますが、リサイクルや譲り受けてもらえるものを除いても、私の不要品だけで既に４５Ｌゴミ袋２０袋とか。何がそんなに。ずいぶんと心を鬼にして、袋に詰め込んでいます。ひとつ捨てたらぜんぶ要らないような気持ちになったり、ひとつ持っていくことにしたら、どれもこれも要るものだと思ってしまったり。どうにもならないから、本当に本当に他人のふりしていっぱいいっぱい捨てちゃった。持っていられない私の無力が悲しいよ。思い出はセピア色、いつまでも心の中に。悲しいけど、もう持っていられないのだから、今の私には不要なものなんだ、と思い込むことができる強い心が必要でした。疲れた。それでも、まだまだ終わらない…。リミットまで、あと３週間。

今日の成果。１０時間かけて書籍を引取先ごとに仕分けて段ボールに梱包。１４箱引取・３箱処分・４箱保管。同人誌は１/３くらいだよ・笑。いい加減トランクルームも契約しなきゃなああ。

１０年以上前に作ったブタさんが出てきました。